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週刊 メルマガ湯けむり通信 【第189号】 2004年11月 9日
http://www.u271.com
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今週のCONTENTS
●「ドイツ温浴視察ツアー」
●注目のセミナー情報 「第6回 小さな成功モデル100事例
徹底紹介セミナー」
「第2回 成功する温浴施設開発セミナー」
●編集後記
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■ ドイツ温浴視察ツアー
みなさん、こんにちは。サウナマニアの太田です。
さて、今回はドイツの温浴施設の話をしたいと思います。
実は先月、私どもはドイツの温浴施設視察ツアーを企画していました。で
すが、悲しいことに最低催行人員に満たなかったために、自ら休暇を取り自
腹で行ってきました。ようするにプライベート旅行だったわけですが、横浜
スカイスパの金副社長が社員の石田さんと江口さんを連れて、ドイツの展示
会を見に行くと言われたので、熊本で健康ランドを経営している西生社長と
一緒に同行させていただきました。
今回のツアーは結局、5名のツアーでしたので、かなりフットワークが軽く、
楽しいツアーとなりました。ちなみに金副社長と西生社長はアメリカの大学
を出られているので、英語はペラペラで助かりました。
一週間ほどの間に、世界最大の温浴設備の展示会を見学し、ドイツの
『BADEN-BADEN』や『SCHWABEN QUELLEN』など主要7施設を視察したのです
が、どれも独自固有の長所をもったすばらしい施設ばかりでした。
ほとんどの施設にはサウナルームが5〜6室以上あるのは当たり前で、中に
は15室もある施設もあり、お客さまはいろんな種類のサウナに何回も入って
いました。私も多いときには一日で20回近くサウナに入りました。
もちろん、一回当り12分近く入っているので、トータル時間はかなりの時間
になりました。これが日本であれば7〜8回ぐらい入った段階でかなり疲れ
てくるのですが、ドイツでは20回ぐらい入っても、特に疲れは感じませんで
した。不思議です。
以下に私が感じたドイツの温浴施設の特徴を書きたいと思います。少し長
くなりますが、おつきあいください。
<ハード面>
1.どの施設もサウナ、水風呂、外気浴が出来るようになっていました。
施設の中には一人用水風呂がある施設もあり、露天には外気浴を楽しむ
ためのリクライナーが設置してあります。
2.洗い場はありません。脱衣室の横にシャワールームがあるぐらいで、そ
れも立ちシャワーです。もちろん、シャンプーやボディソープもありま
せん。
3.混浴なので、日本のように男女別々に浴槽を造る必要がありません。そ
のため、初期投資を抑えることも可能ですし、なにより浴場係等の人件
費も少なくてすみます。
4.必ずプールがあります。大小様々なサウナの後に入ることが出来ます。
5.無料の日焼けマシーンが設置されています。中には30台以上の施設もあ
りました。
6.施設内のどこにもテレビがありません。美と健康には必要ないのだと思
います。
7.全体に明暗が巧く表現されており、清潔感がありました。サウナ室内は
間接照明がほとんどで落着いた雰囲気になっていましたが、その他の部
分は明るく、清潔感がありました。ハード的に採光の取り方が巧くでき
ていたことも要因だと思います。
8.サウナ室造りのレベルが高い。日本の場合は釘を使い、上から木で釘穴
を埋める処理をするのが一般的ですが、ドイツのサウナ室の中には木材
を巧く組み、見える範囲では釘処理が見えないサウナ室もありました。
それと、アウフグース対応なので、サウナストーブ本体のヒーターユニ
ットのつくりも違いました。木材はケローやアバチが多かったです。
<運営面>
1.ドイツには職人制度があり、どの施設にもサウナマイスターがいて、各
自、誇りをもって働いていました。仕事としてはアウフグース(日本で
言うところのロウリュウサービス)がメインのようです。ドイツ人はア
ウフグースが好きで、トリプルをやる施設も何店かありました。開始時
間ギリギリに行くと、満席でサウナ室に入れません。そのため5分前に
は席を確保しておかなければならないくらいどの施設も人気で、アウフ
グースが終わると全員で拍手をしていました。私も日本代表としてドイ
ツ人には負けられませんので、途中で出たりせず、終了後も余韻を楽し
みながら最後まで残り、一番最後に出るよう心がけておりました。
2.サウナマットはありません。お客さまがバスタオルやバスローブを持っ
てきます。もちろん、館内着もありません。そのため、リネン費が発生
しないし、オペレーションが簡単です。
3.マッサージやエステには力を入れていましたが、飲食には力を入れてい
ませんでした。
4.お客さまのマナーレベルが高いからだと思われますが、サウナ室周辺に
禁止POPが張られていませんでした。
5.二時間制や四時間制など、時間制の料金体系をとっている施設が多かっ
たです。
細かい点を言い出したらまだまだありますが、以上が大きな特徴でした。
ハード的な話をしますと、私は今までにアメリカ、バリ、韓国、そして今
回ドイツのスパ施設を見てきましたが、日本において温浴施設を開発する際
のヒントが多々ありました。
現在、日本で造られている施設のほとんどはオリジナルではなく、模倣です。
オリジナルをヒントに造られたものであればまだ良いのですが、日本の施設
の模倣なので、ようするに模倣の模倣です。近隣に同じような施設が造られ
る可能性は否定出来ません。これでは競合環境の厳しい昨今においては生き
残ることすら難しいといえます。
世界中にはまだまだオリジナルがたくさんあります。それらをヒントに開発
すれば日本では唯一そこにしかない存在にもなれます。今までもそうでした
が、これからも、既成概念にとらわれず、日本も含めた世界中のオリジナル
をヒントに『ここにしかない』温浴施設づくりのお手伝いをしていきたいと
改めて思いました。今月、温浴チームでは開発セミナーを開催する予定です
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次にソフト的な話ですが、ドイツにはサウナ文化が根ざしており、日本に
はお風呂文化があります。それぞれ似て非なるものですが、サウナ客とお風
呂客の大きな違いは習慣化することだと思います。サウナ好きは習慣化すれ
ば定期的(中には私のように毎日という人もいます)にどこかのサウナへ行
かないといられなくなります。
そこが大きな違いです。さらにサウナ客は館内消費をしてくれる確率がお風
呂客よりも高いといえます。今回の視察でサウナ客を大切にしていくことは
安定的な売上をつくる上で重要だと感じました。そのひとつの手段がアウフ
グース(ロウリュ)です。是非、みなさんの施設でもサウナ客増に向けて、
アウフグースを導入することをお勧めします。
最後になりますが、視察旅行中ずっと、ツアーコンダクターのようなこと
をしていただきました金副社長には感謝の気持ちでいっぱいです。この場を
借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。(太田)
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[ 編 集 後 記 ]
・先週、廃業した健康ランドの館内を探検する機会がありました。暗闇の中、
懐中電灯で資料を探すなんて、なかなかできない体験…実はちょっと恐か
ったんですが.(望月=今週は忙しくて測り忘れましたので体重は謎)
・スパで極楽体験したい、今日この頃・・・。ドイツとは言いません。国内
の最新事例でも取材に行った方が良くないですか?リーダー!(貞國)
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[週刊 メルマガ湯けむり通信]
ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ e026@funaisoken.co.jp
フォームメールはこちら⇒ http://www.u271.com/contactus/index.html
編集長:望月 義尚 副編集長:貞國 三知子
発行所:株式会社船井総合研究所 温浴ビジネスチーム
〒141-8527 東京都品川区西五反田6-12-1 TEL:03-5434-7656
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